
![]() |
永久輝せあ・星空美咲で平家の終末譚、宝塚歌劇花組「蒼月抄」 ラテンショー「EL DESEO」も …宝塚歌劇花組「グランド・ラメント『蒼月抄(そうげつしょう)』-平家終焉の契り-」「スパイシー・ショー『EL DESEO(エル・デセーオ)』」が来年2… (出典:ステージナタリー) |
2025/7/11 花組の2026年2月~5月に上演される大劇場公演が『蒼月抄』と『EL DESEO』に決定しました~!
◆宝塚大劇場:2026年2月14日(土)~3月29日(日) <一般前売 2026年1月24日(土)>
◆東京宝塚劇場:2026年4月18日(土)~5月31日(日) <一般前売 2026年3月22日(日)>
エリザベートじゃなかった!!
あれだけもうエリザエリザ言われてたからどこからか漏れた話なのかと思ってたけど全然違った!
なんなら和物って正反対w
ということで、『蒼月抄』について見てみましょ~!
『蒼月抄(そうげつしょう)』-平家終焉の契り-
作・演出の熊倉飛鳥先生は、この作品で宝塚大劇場デビュー!
おめでとうございます!
ということで早速公演解説をみてみましょ~!
平安時代末期⸺。武家としてかつてない繁栄を誇った平家一門は、棟梁の平清盛を中心に、京の都にその栄華を轟かせていた。
父・清盛の寵愛を一身に受けた若き武将・平知盛(たいらのとももり)は、弟・重衡(しげひら)、従兄弟・教経(のりつね)と共に、平家の未来を担う存在として育てられる。清盛の絶対的な信頼と期待は、いつしか知盛の中に「我こそが平家を導くべき」という宿命と、それを裏切ってはならぬという恐れを根づかせていた。
ある日、知盛は宮中にて一人の才女を見初める。その名は明子(あきこ)。花山院藤原家の娘にして、静謐な月の気配を湛える聡明な女性。彼女は知盛に、突如「平家の没落」を予言する。しかし、彼はそれを戯言と一蹴し、父の権威を借りて婚姻を一方的に進めてしまう。
婚礼の夜、ふたりの間に交わされたのは、ひとつの“契り”。
「すべてを失ったとき、あなたの本当の姿を見せてください」
やがて清盛が病に倒れると、反乱軍が各地で挙兵し京は混乱を極める。頼る者を失った知盛は、なお清盛の残した“力”にすがり、戦の中に平家の未来を求める。しかし、思惑に反して平家一門は分裂し、砂が溢れるようにその威光を失っていく。
平家の生き残りをかけて奔走する知盛。戦を忌み、民を救おうとする重衡。刀こそが忠義と信じる教経。戦況が悪化する中、三人の信念は交錯し、それぞれの運命を選び取っていく⸺。
やがて迎える運命の地、”壇ノ浦”。蒼く満ち、やがて欠けゆく月の下で、栄華と誇り、愛と別れを描く終末譚。
平家最後の総大将・平知盛を主人公に、父の影を背負い、誓いと喪失の果てに辿り着いた姿を、蒼月に刻まれた命の抄(しょう)として描く。
(引用元:宝塚歌劇公式HP)
ということでございますが、所々難しい日本語が…
登場人物
まずは登場人物から。
主要な登場人物は平知盛、弟の重衡、従兄弟の教経、ということで平知盛はひとこちゃん(永久輝せあ)で決定として、弟はほのかちゃん(聖乃あすか)、従兄弟はかりんちゃん(極美慎)なんでしょうか…!
平家にトップから3番手までぶち込むかな!?
どうかなぁ、でも観たい。ひとほのかりんの平家一族を観たい…!
ほのかちゃんかかりんちゃんのどちらか一人は源氏に流れるかしら…(ノД`)・゜・。
平家中心に描かれるなら、やっぱりひとほのかりんは三位一体でお願いしたいところです。
平清盛もどなたが演じるのか気になりますねぇぇぇ!
私の予想は~…紫門ゆりやさんかな~!
『桜嵐記』の高師直がすごかったから、ゆりちゃんさんに1票!
でも『悪魔城ドラキュラ』に引き続きまゆぽん(輝月ゆうま)の可能性も捨てがたい!
そして星空美咲ちゃんが演じるのが明子(あきこ)。
花山院藤原家の娘
ということですが、大河ドラマ『光る君へ』を見ていたのでドキ!
花山院と関係あるの!?
と思ったら、
京極摂政藤原師実の次男以下の系譜を花山院流といい、大きく四流に分かれており、そのうち師実の二男家忠を祖とする嫡流家が花山院家である
(引用元:Wikipedia)
ということで、あの花山天皇とは関係なさそう…
でも系譜を遡って見てみると、藤原道長の子孫!
藤原道長(初代)
⇒ 藤原頼通(道長の子)
⇒ 藤原師実(頼通の子)
⇒ 藤原家忠(師実の子)※花山院家の祖
⇒ 藤原忠宗(家忠の子、花山院家2代)
⇒ 藤原忠雅(忠宗の子、花山院家3代)
⇒ 治部卿局(明子)(忠雅の娘)
ということで、6代前のご先祖が道長になるんですね~!
貴族!公家!
超お姫様に惚れちゃうのね知盛!
歴史的には平家が天皇家に近づくための結婚だったかもしれませんが…
月がキーワード!
公演解説では、明子を「静謐な月の気配を湛える聡明な女性」と表現している他にも、「蒼く満ち、やがて欠けゆく月の下で、栄華と誇り、愛と別れを描く終末譚」、「蒼月に刻まれた命の抄(しょう)として描く」
とあるように、この作品全体を通して“月”がとても印象的に使われているなと感じました~!
蒼い月が浮かんだ舞台背景になるのかなぁ(*'▽')人物たちの運命や心を静かに映し出す存在なんじゃないかと思います。
特に明子は「月の気配を湛える」女性とされていて、彼女の言葉が未来を予感させる“予言”のような役割を持っていたり、彼女自身が月のような、静かで神秘的な存在として描かれています。
そして、満ちては欠けていく“月のリズム”が、そのまま平家の栄華と没落の流れと重なっているようにも見えました。
栄光の絶頂(満月)から、静かに崩れていく終わり(欠けゆく月)へ——。
その流れの中で、知盛たちの選ぶ道が、それぞれの“信念”として描かれていくのが切なくて美しい。
最終的に「蒼月に刻まれた命の抄」という言葉で締めくくられるのも印象的で、これはきっと、知盛の人生や想いが、誰かに知られることはなくても、確かに月の光の中に記されている、あるいは見届けられているっていうことなんじゃないかなと。
つまり、『蒼月抄』は、ただの滅びの記録じゃなくて、静かに、けれど確かに残された命の記録。
儚さの中に、希望や美しさが表現されるんだろうなぁと感じました。
ひとこちゃんの和物
ひとこちゃんはトップになってから初めての和物ですが、なんていったって元雪組ですからね!
ひとこちゃんの和物楽しみすぎます(ノД`)・゜・。
そしてほのかちゃん、かりんちゃん、はなこちゃん(一之瀬航季)、だいや氏(侑輝大弥)、らいとくん(希波らいと)
の和物姿も見られるということで、半年先の話ではありますがもうテンション上がってます( *´艸`)
悲劇だけどね…
『EL DESEO(エル・デセーオ)』
打って変わって第二幕のショーはめっちゃテンション高そうなラテンショー!
燃える太陽、止まぬ潮騒、おしゃべりを止めない熱帯植物……踊り歌い続ける人々が集うラテンの国。そこには常に「欲望(EL DESEO)」が渦巻いている。
愛するため、名誉のため、そして生きるため、欲望を止めない男と女が繰り広げる、妖しくもエネルギーに満ち溢れたラテンショー。心躍る、魅惑のひとときをお届け致します。
(引用元:宝塚歌劇公式HP)
Xでも、これは雪組の『星逢一夜』からの『La Esmeralda』現象になるんではないかとの声が多かったですねw
芝居は悲劇やけど、ラテンショーでいつも通りテンション上げて帰ってや!精神…
あれは本当に…芝居終わってどよよよ~んとしている中で真緑のショーが始まって、場面は進むわけですがしばらく付いていけなくてボー然とした記憶がありますw
観客は心のジェットコースターに付いていけないですぜ( ;∀;)
まぁでも、ひとこちゃん率いる花組の妖しいラテンショーはめちゃくちゃ需要高いです!!!
ありがとうございます!!!
あと気になるのはおしゃべりを止めない熱帯植物…
熱帯植物役出てくるのかな?(;'∀')
ということで、芝居からショーの落差はすごそうな感じですが、私たちは雪組の『星逢一夜』と『La Esmeralda』でこの感情ジェットコースターは履修済ですからね…!
気を引き締めて参りましょう!w
ブログ村に参加しています♪