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宝塚歌劇団 2026年1月から座席料金を一部改定 宝塚歌劇団は4日、宝塚大劇場公演・東京宝塚劇場公演の座席料金の一部改定ならびに座席区分の変更を発表した。 「物価上昇等の影響により、公演制作にか… (出典:スポニチアネックス) |
宝塚大劇場も値上げの波に
2025/7/4、結構衝撃的なニュースが流れてきましたね~。
≪宝塚大劇場公演・東京宝塚劇場公演の座席料金の一部改定ならびに座席区分の変更について≫
昨今の物価高でも、すぐには値上げをしなかった宝塚。
しかし収まることのない物価高の波にとうとう、巻き込まれることとなりました(ノД`)・゜・。
だいぶ耐えてきたよね…
チケ代の変更は2026年からです!
変更点
SS席
SS席は座席数が変わらず、12,500円から14,000円(+1,500円)へと変更。
たか!w
SS席は相まみえることはありませんが、さすがSS!
これでも、外部公演と比べると全然安いようです!
S+席
宝塚大劇場では今回、【S+】席なるものを新設。
今までS席として8,800円で観れていた神席(SS席横や15列以内)はもちろん【S+】席に。
それに加えて、通路より前(21列目)までは【S+】席になりました。
料金はS席8,800円から【S+】席10,500円(+1,700円)へと変更。
S席
通路より後ろ(22列目)から一番後ろまで、すべてS席となりました。
全部です全部。
ということで、1階のA席(5,500円)は消滅しました。
元S席だった22列目~25列目(L、R除く)の価格はS席8,800円から8,000円と▲800円の値下げとなります。
元A席(22列目L、R含む)からすると、5,500円から8,000円へ+2,500円の増額!
これが一番デカい値上げか…と思いましたが、なんと立見席エリアにS席が増設!!
新しく30列、31列が加わり、なんとそこのお値段も8,000円…!
立ち見価格が2,500円でしたので、席が設けられると言えど+5,500円の増額!!!
これは目が飛び出ますね。
立ち見自体が無くなるのかどうかについては公式では言及されていませんが、ほぼなくなったも同然のような気がします…
でも、神席が当たった時は友の会ありがとう…!
ってなっていたけど、会チケで1階25列とか渡されたときは正直がっくりしていたので、【S+】席の設定は妥当だと思います!
むしろ嬉しいです。
座りたくなかったら【S+】席申し込めば良いだけですもんね~!
ただ、私は、仕事と育児の関係で基本的に1公演1回しか観に行けないので、S席で良席取る!をスタンスにチケットを申し込んでいますが、贔屓を何回も何回も観に行きたい方からすると、1階のA席と立ち見が無くなるのはキツイよねぇ(ノД`)・゜・。
っていうか見えるんかな…
この↓双眼鏡だったら見えるんかな…
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そして2階席の元S席(8,800円)が8,000円へと▲800円の値下げ。
これは嬉しいですね!
2階席の1列目は視界最高ですからね。これが値下げは神!
ただ、正直2階S席の6列目とか当たったら客席降りも来ないし、なんか遠いし、なんで1階前列と同じ値段なんかなぁ?
ってモヤモヤしたこともあるので、そこは差をつけてくれて嬉しい!
座りたくなかったら【S+】席申し込めば良いだけですもんね~!(2回目)
2階 A席&B席
2階のA席とB席は据え置きとなりました!
A席は5,500円、B席は3,500円です。
これは小林一三先生の
私の大劇場主義とは、いい芝居を安い料金で広く大衆に見せたいということである。
中小劇場では、どうしても仕込みが高くつく。安い料金で見せることはできない。
それでは芝居は一部の特権階級の娯楽になってしまう。
という言葉を守ったのでしょうね(ノД`)・゜・。
文化ビジネスを守るためには、大衆に間口を開けておく。
学生さんが観に来れる価格は守らないと、未来のタカラジェンヌが生まれる確率も下がるかもしれないですし(:_;)
そしてさりげなく私が気になったのはB席が473席から474席になっていたこと。1席増えてる…どこどこどこ?
と間違い探しをしているかのような気分になりながら、探し当てました。
B席16列目53番席が増えとる!!
…なんで?
あれかな、お偉いさんが座席改革の話が上がった時に現地調査でうろうろ見回ってて
2階席も見直すべきところはないのか?
って言いだして、誰かが

ここ、少し余裕があるんですが、微妙に入らないんですよね
って言って、
16列目を少し左に寄せたら1席入るじゃないか!
どうせ1階も増設で改装するんだから、ついでにやってしまうぞ~!
ってなったのかなぁぁww
勝手な妄想。
うちの会社がよくやるやつw
鶴の一声改革。
宝塚歌劇団は株式会社に生まれ変わったんだ。
そんなことはしない。と信じてる☆
更に厳しい東京宝塚劇場の値上げ
まぁ、まだ大劇場の値上げは可愛いもんですよ。
東京ですよ東京。
東京公演なんてまぁもう行くことはほぼないと思っておりますが、人生何があるかわかりませんので、こちらもきちんと確認しておきましょう。
変更点
SS席
東京もSS席は座席数が変わらず、12,500円から14,000円(+1,500円)へと変更。
これは妥当ですね。
S席
今回東京でヤバシなのはこのS席ですね。
9,500円から11,000円(+1,500円)に増額です!
価格はまぁ妥当です。
宝塚と500円しか変わりません。
東京価格と言われればそれでおしまいですが、ヤバシポイントは宝塚のようにSS席横などの神席とちょっとモヤモヤする席も一緒くたに値上げ!という点でしょうか。
東京では【S+】席の新設がなく、2階S席も1階SS席横のS席も同額…!
宝塚のように”座りたくなかったら【S+】席申し込めば良いだけですもんね~!”って言えない…!
正直キツイ!
もう、東京公演のチケ難は凄まじいと聞くので、どの席でも取れたら神席なんでしょうか…
2階 A席&B席
東京も宝塚と同様、A席とB席の価格は据え置きとなりました。
そこの間口は物価高ぶっちぎりの東京とは言え、広げたままにしておく宝塚。
その考え方はずーっと続けてくれたら嬉しいですね。
コスト増の理由
公式では座席料金改定の理由は”近年急激な物価高騰が続く中、現行の座席料金を維持することは非常に困難な状況”となっていますが、やっぱり公演回数が減ったことによる減収も大きいのかな…と思っております。
1公演だけでもチケ代だけで2,000万円ほど、その他レストランやお土産、グッズなどの売上を考えると途方もない金額が動くわけです。
駐車場料金もすごいでしょうね。
それが前々年比とかで試算するとマイナス~!になるのは仕方がない。
で、あれば客単価を上げるしかない!
商売の鉄則ですね。
減収したからジェンヌさん、オーケストラの皆さん、大道具さん、衣装室の皆さんのお給料減らします…
なんてことになったら元も子もないのです。
賃上げも、社会の流れですしね!
今までと変わらない素晴らしい舞台を見せていただくためにも、変えるべきところは変えて、より良くしていく改革の一つに貢献するのだと思って、精一杯渋沢栄一さんを投入させていただきます!!
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