入場列の先に
先日、運よくチケットが手に入ったので、星組公演『阿修羅城の瞳』を観に行ってきました。
観劇レポはこちら↓
入場列に並んでいたところ、急に列がストップ。
「何かあったのかな?」と思いながらも、日本人の律儀さ発動。誰も動かず、その場でじっと待機…。
でもよく見ると、ゲートのドア自体が閉じられていたんです。
さすがに「これはマズい」と思って、別の列へ移動しました。
そのとき止められていたお客さんが、数人のスタッフに囲まれていたのを見かけました。
その後どうなったのかは分からないんですが、X(旧Twitter)を見ていたら「本人確認があった」という投稿をいくつか見かけたので、たぶん、あれがそうだったんだと思います。(確証はないですが…)
Xの声
❄️⚔miona⭐️🌎
@mionaomionaomi星組での本人確認、これまでに比べると結構やってるみたいですね。おそらく転売情報を元に該当しそうな範囲の方を丸ごと確認してる感じたと風の噂で聞きました… RP
𝔰𝔨𝔷𝔨
@__skzk返信先:@wacyacya123 そうだったのですね。 星組の今公演は過去例を見ないチケ難でより厳しくなっているかと思いますので抜き打ちで本人確認された日には色んな理由で弾かれている方がいそうですね…
寺
@terauchi26大劇場、本人確認している。けど普通にカードきらりん⭐︎で入場できるしどれが確認かわからなかった。(星組を観ます)
発券機の仕様も変更!
さらに最近では、チケットの発券方法にも大きな変更がありました。
以前は「当選がわかった日」からすぐに発券ができていましたが、これが転売の温床になっていたこともあり、厳しい対策が取られるように。
最近では発券機での発券は、観劇当日しかできない仕組みに変わっていましたが、星組公演のある日からはさらに進化。
なんと、発券機そのものが使用不可になり、友の会カードやQRコードのみでの入場に変わったとのことです。
これはもう、明確な転売対策ですね。
正規で当選していないと、現地でどうにもできない仕様に。
Xの声
hananomiti
@sunkasunto今日5/18(日)は宝塚大劇場星組公演「阿修羅城の瞳」「エスペラント!」11時公演の観劇の為に宝塚に着きました。2回目の観劇です。お天気は快晴です暑い。今日の11時公演は転売対策の為に発券機でチケットが発券できません。会員証カードまたはQRコードでの入場認証のみ入場できます pic.x.com/BUodXYxDDS
ぽぺぴ
@p_p_p_i_o_e今日の星組マチネは入場認証のみ😳 「友会貸切だっけ?!」って一瞬脳内が混乱したー なんか転売があったのかな? あんまりにも睡眠不足過ぎて「私が観るよりお譲りに出そうかな…」と考えてたけど、カードないと入場できないからお譲りしてなくて良かった😅
転売対策、どんどん厳しく
転売サイトで高額チケットを買うなんて、もう絶対ダメです。
・お金を失う
・公演は観られない
・スタッフに囲まれて公開処刑(のような気分)
……良いこと、一つもありません。
「観たい気持ち」は本当に分かるし、行けるチャンスがあるならすがりたくもなるけど、正規ルート以外のチケットは、リスクしかないです。
私が見かけた入場を止められていたお客さんは、実際のところどういう経緯で止められていたのかは分かりませんが、表情がとても印象的で——
焦り、怒り、悲しみが混ざったような顔をしていました。
正直なところ、「高額転売はダメ」とわかっていても、どうしても観たい気持ちや、もうこれを逃したら一生観られないかもしれないという焦りから、手を出してしまう人がいるのも事実です。
特に宝塚のように一公演一公演が特別で、推しの退団や、再演の可能性が低い作品ともなると、「この1回を逃したくない」という感情がすごく強くなるんですよね。だから、冷静な判断ができなくなってしまう…。
でも――
それでも、やっぱり転売チケットに手を出すのはやめたほうがいいと私は思います。
Xの声
チケット取れなかったら…潔く配信を待とう
抽選に外れたときって、本当に悔しいですよね。
「なんで当たらなかったんだろう」とか「行けた人がうらやましい」とか、ついモヤモヤしてしまいます。
でも、それはもう「運」だったと割り切るしかない。
どれだけ準備しても、どれだけ願っても、抽選ってやっぱり運。
だからこそ、潔く次の楽しみに気持ちを切り替えるのが、自分の心を守る方法だと思っています。
幸い、宝塚は絶対に千秋楽のライブ配信をしてくれます!千秋楽が見られるなんて、昔では考えられなかったことですからね!
おうちで落ち着いて観られるし、心の声をそのまま口に出しながら観劇できるなんて、ある意味最高の特等席。
しかも! ブルーレイの発売も告知されましたね。
何度でも観返せるし、自分のペースで楽しめる。これはこれで、しっかり“宝塚の世界”に浸れる時間です。
もちろん、現地で観る臨場感はかけがえのないものだけど、
配信や円盤だって、宝塚を楽しむ立派な手段。
だから、チケットが取れなかったときは無理に悔しさを抱え込まず、
「今回はおうちで宝塚を味わう番なんだな」と思って、穏やかに楽しむ準備をしましょう。